6月、私たちのチームでは測定を行いました。
少年野球(小学生)、そしてリトルシニア(中学生)。
測定したのは、
・球速(スピードガン)
・スイングスピード
・ベースランニングタイム
主に、この3つです。

そして、この測定は単発ではなく、これから3〜4ヶ月に1回、定期的に続けていく予定です。
野球は結果がすべてに見えるスポーツです。
ヒットを打った。
三振した。
抑えた。
打たれた。
試合に出た。
出られなかった。
どうしても目に見える結果に気持ちが左右されます。
子どもたちもそうです。
親もそうです。
指導者もそうです。
でも、野球の本当の成長は、そこだけではありません。
毎日の素振り。
走り込み。
キャッチボール。
トレーニング。
地味で、苦しくて、すぐには結果に出ない努力。

その積み重ねが、子どもたちを少しずつ成長させていきます。
ただ、その成長は毎日見ていると気づきにくい。
だからこそ「測定」が必要なんです。
数字は嘘をつきません。
前回より球速が上がった。
スイングスピードが速くなった。
ベースランが速くなった。
たった少しの変化かもしれない。
でもその数字の裏には、
頑張ってきた時間がある。
その全部が詰まっています。

この測定には、指導者にとっても大きな意味があります。
感覚だけではなく、定量的に成長を見て、出場機会を判断できる。
誰がどれだけ伸びているのか。
どこが課題なのか。
数字があることで、選手をより公平に見ることができる。
それはチーム作りにもつながります。
でも、私が子どもたちに一番に伝えていることがあります。
それは、
「比べる相手は他の選手じゃない。」
遅い子もいる。
飛ばす子もいる。
足が速い子もいる。
でも、その子に勝つことだけを追いかけると苦しくなることもあります。
本当に見るべきなのは、
昨日までの自分。
前回の自分より成長したか。
昨日の自分より前に進めたか。
そこが大事なんです。
自分の成長を追いかけること。
それが結果として、仲間を助け、チームの力になる。
チームのために頑張ることと、自分を成長させることは、同じ方向を向いています。

私はこの言葉が好きです。
「人より頑張ることなんてとてもできないんですよね」
「あくまでも、はかりは自分の中にある。」
これは 、イチローさんの引退会見で聞いた言葉です。
他人と比べなくていい。

自分の努力を信じる。
自分の成長を信じる。
秋に、また測った時。
その時に楽しみなのは、誰かに勝ったかじゃない。
「以前までの自分を君達が超えられているか・・・。」
立派な心と丈夫な体を作ろう!
それではまた!!
