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投資家の思考法(インベスターシンキング)

久しぶりに本を読みましたので、執筆します。

著者:奥野一成(おくの・かずしげ)という人

(おくの・かずしげ)という人の経歴は

京都大学法学部→日本長期信用金庫→ロンドンビジネススクール・ファイナンス学修士

→農林中央金庫入庫、2007年から「長期厳選投資ファンド」の運用を始め

2014年から現職の「農林中金バリューインベンストメンツ株式会社」常務取締役兼最高投資責任者 

日本における長期厳選投資のパイオニア的存在であり

投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット流の投資を行う数少ないファンドマネージャーで

「おおぶね」というファンドシリーズは、「ひふみ投信」と並んでアクティブファンドの中でも

人気と結果が出ていて知名度が高く。

私も、インデックス投資が推奨される現代

奥野さんの「投資哲学」と、「運用手法」に惚れ込み

おおぶねというの投資信託を

私のポートフォリオに一部組み入れました。

近年は、かなりメディアに出ていますので、知っている人も多くなってきたのではないでしょうか。

はじめに(前書き)で、ど肝を抜かれる

下記は、本の書き出しをそのままです。

「真面目に働くだけ」の人生は、むしろ投機的(ギャンブル)かもしれない

その真意は、詳しく本書に書かれています。

投資家になり考え行動するということは、ビジネスの本質である付加価値を創出する構造を見極めることで

つまり投資家の思考は、自分が行っている仕事自体でも

価値が分かるようになり、「ビジネスパーソンとして、一歩抜きん出ることができる」ということだそうです。

お金に困らなくなる2つの方法

①自己投資

②長期株式投資

この2つだそうです。

ちなみに逆説が投機的(ギャンブル)な人生です。

投機的というのは、パチンコや競馬をイメージしやすいですが

現代は、投機的に出来ているということが著者の考え方です。

終身雇用の崩壊、リストラ、倒産、休業、病気や介護などで突然失職するリスクは少なからずあります。

自分が勤めている会社は、雇用関係だけであり

5年後、10年後に会社が存続していることを100%約束されているわけではありません。

雇用主に、自分の人生を預けてしまうこと自体、無謀な賭けということになります。

だからこそ、若いうちは①自己投資で自分を磨き、フロー(積立)で

コツコツ②長期株式投資を実行していくことが、「お金に困らなくなる方法」と著者は定義していました。

トヨタ、フェラーリ、テスラ

著者は、インベースターシンキングを用いてどこに投資するか。

この解説も素晴らしく面白かったです。

やはり、長期厳選投資の哲学が伝わってくる内容でした。

「トヨタか?フェラーリか?テスラか?」

ネタバレしすぎると批判を受けますので

答えは、本をご覧になって、お確かめください^ ^

本書の感想

投資家の思考法(インベスターシンキング)は

長期的に、世界で活躍することができる企業を見抜く力を学べたのではないかと思っています。

また、You Tubeなどで拝見していて、奥野さんをある程度理解しているつもりでしたが

深い考えに感銘を受けたり、スマイルカーブや物事を多面的に観察し分析するということは

今後の仕事にもいかせます。

そして、俺か、俺以外か・・・自分ポートフォリオという考え方

まさに、私が求めているこのブログテーマ「自由な生き方」

人生を豊かにする基礎や土台になる部分で、かなりの学びになりました。

企業のオーナーとして株式保有することは、必然的に長期投資前提です。

株式市場全体が、地政学リスクなどで急落することは避けられませんし

時に、その投資先や、業種全体で風邪をひいてしまうこともあるでしょう。

しかし、その投資先の企業が私達消費者の問題を解決し続け、長期的に利益を

上げてくれるのであれば、うろたえる必要はまったくないということです。

これは

指数に連動する「インデックス投資一辺倒」

だった私が

「アクティブ投資」を組み入れた最大の理由です。

関連記事です。↓

アクティブファンドに投資するということ

そして利益を上げ続ける企業は、社会の課題を解決してくれる偉大な企業です。

そういう意味では、

社会を豊かにしてくれる企業のオーナーになるということは

私達自身の間接的な社会貢献でもありますね。

これからも「インデックスファンド」をコアにしつつ

おおぶねのような「アクティブファンド」で学びながら

資産形成していきます。

それではまた👋👋