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投資リスク(ブレ幅)過去5年の実績

本日、ご紹介したい内容は投資商品別のブレ幅(リスク)を理解することです。

私もデータを確認しながら、本日再認識しました。

投資リスク(ブレ幅)過去5年の実績

投資するということは、投資元本に対してリスクを許容することでもあります。

さらにそのリスク許容度は、十人十色です。

私と皆様が、どの商品にどれぐらい投資するべきか、一緒に学べたら幸いです。

「リスク」とは投資では「ブレ幅」というご説明を、以前の記事でご紹介しています。

下記は、投資信託説明書、eMAXIS バランス(8資産均等型)から

2017年11月~年2022年10月時点のベンチマークと実績になります。

①国内(日本)株式

年間平均リターン+7.2% 年間最高リターン+42.1% 年間最低リターン-16.0%

東証株価指数(TOPIX)配当込みと連動する投資。

2023年5月26日時点、好調ですね。日経平均もTOPIXもバブル期以降の最高値を今月更新しています。

しかし、グローバル視点では日本株は、景気敏感区分になりますので、リスクは若干高くなります。

②先進国株式

年間平均リターン+15.3% 年間最高リターン+59.8% 年間最低リターン-12.4%

MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)と連動する投資。

先進国は、最近広島訪問でニュースにもなりましたが、G7参加国がメインとなります。

日本を除くアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、カナダなどの株式が主体となります。

③新興国株式

年間平均リターン+8.4% 年間最高リターン+62.7% 年間最低リターン-19.4%

MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算 ベース)と

連動した投資。

新興国株は、①の景気敏感区分としてご説明させて頂いた日本株よりもリスクが高いデータとなります。

先進国のように経済基盤がしっかりしていない場合、紛争リスクがあります。

しかし逆の考え方ですと、発展途上段階であるため成長期待は、先進国を上回るものがあります。

④国内債券

年間平均リターン0.0% 年間最高リターン+5.4% 年間最低リターン-3.7%

安全資産です。

個人的には地方銀行にお金を預ける(お金を貸す)より

日本国政府にお金を預ける(お金を貸す)方が安全と思っています。

銀行にペイオフ制度はありますが、地方銀行の破綻リスクと、日本という国の破綻リスクを比べれば明確ですね。

⑤先進国債券

年間平均リターン+3.2% 年間最高リターン+7.9% 年間最低リターン-4.5%

国内債券の次に安全資産という考え方になります。

この記事では安全資産に分類していますがしっかり為替変動リスクはありますね。

⑥新興国債券

年間平均リターン+2.0% 年間最高リターン+15.7% 年間最低リターン-9.4%

新興国債券はある程度リスクがありますが、新興国株式と混ぜることで逆の値動きをします。

個人的には、成長性を狙った新興国株式のリスクヘッジ(※1)と思っています。

そういう意味では、新興国株式に投資しない場合は、私は不要と考えています。

※1リスクヘッジとは、今後起こり得る暴落を想定し、回避するために事前に予防すること

⑦国内(日本)リート

⑦国内(日本)リート東証REIT指数(配当込み)と連動する投資。

国内不動産投資、みんなで高層ビルやアパートの大家さんのイメージです。

REITの収益源はその大半が投資先不動産の賃料により、不動産賃料収入は一般的に安定しており

リスクが小さいという見方も広まってきています。

そのため個人投資家のポートフォリオのリスク分散に貢献する新たな投資先として認識されつつあります。

⑧先進国リート

先進国不動産投資

S&P先進国REITインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベー ス)に連動する投資成果をめざして運用

総評

直近5年は全ての資産区分において、プラスサムゲーム(※2)になっています

少額からでも参加することに資産運用の意義がありましたね。

※2プラスサムゲームは過去の記事でご紹介しています。

従って、インデックス型の投資商品を「つみたて」していけば、複利の効果で雪だるま式に増加していきます。

投資の神様ウォーレン・バフェット氏の名言で

リスクとは自分が何をやっているか、よくわからない時に起こるものです。」

と言っています。

私が思うに、バフェット氏にとって、投資商品の下落局面はピンチではありません。

なぜなら、相場が下がっている理由を理解できているからではないでしょうか。

その理由さえわかっていれば、たとえ一時的な暴落だったとしても

リスク許容度を理解して投資しているので

何も怖がる必要はないという言葉の裏返しです。

さらにバフェット氏は、遺言を(まだお亡くなりになってはいませんが)妻に対して

「遺産の90%をS&P500に投資するように」と指示していることを明かしています。

米国株投資は、S&P500に代表されるように、1957年から60年以上も続く右肩上がり(プラスサムゲーム)

なのですから頷けますね。

皆様の資産形成のご参考になれば幸いです。

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それではまた👋👋