インデックス投資での長期、積立、分散は相性が抜群
インデックス(指数連動)投資を長期で、積立することは成功への近道です。
私は、過去の記事でも
「長期、積立、分散」の効果は、資産形成の王道だとも伝えてきました。
考え方は、今も変わっていません。
そして、個別株を売買することや、企業(ファンダメンタル)分析をすることよりも
インデックス投資をただ、「たんたん」と積立続けることが一番簡単な方法で、難しいことになるはずです。
インデックス投資が難しいわけ
時には、短期間で市場は経済成長を大幅に織り込み、株価が急激に上昇することもありますし
暴落相場では、投資元本が大幅に下落したりします。
そういった現状に刺激を受け
私の周りには、下記のような見解で同意を求めてくる人がいました。
①「これ以上、マイナスを増やしたくないから、全額売却しようと思う。」
②「株価は上昇しているので、一旦積立は辞めています。」
③コロナショックやリーマンショックを経験して、「大損したので、もう株式投資はしたくない」
その人たちに返した言葉は、下記です。
①「これ以上、マイナスを増やしたくないから、全額売却した。」
→定期、定額積立投資なら、マイナスになっている時は、未来資産を安く変えている時ではありませんか?
今はマイナスだが、将来プラスになる可能性はありませんか?
②「株価は上昇しているので、一旦積立は辞めています。」
→上昇のピークは今ですか?将来さらに上昇したら、今現在が機会損失となります。
③コロナショックやリーマンショックを経験して、「大損したので、もう株式投資はしない」
→下落に耐え切れなくてその時に売却したのですよね。今現在、売却しないで保有していたらその時の資産はプラスではありませんか?
何度も言いますが
インデックス投資をただ、「たんたん」と積立続けることが、一番簡単な方法で、難しいことになるはずです。
プロの投資家でさえ、株価の予測は困難を極めています。
私達、一般人(個人投資家)が、未来の株価を予測できるはずがありません。
また、積立投資ですので資産を積上げていくことで、値動きする金額も大きくなっていきます。
1万円の10%変動は±千円ですが
100万円の10%変動は±10万円、1000万円の10%変動は±100万円です。
人間ですから、値動きに一喜一憂して、売却したくなる時も来るはずです。
何度でも言います
インデックス投資をただ、「たんたん」と積立続けることが、一番簡単な方法で、難しいことになるはずです。
これを続けられる人が、長期的に資産を増やせる近道ということです。
まだ投資を始めていないのであれば、毎月100円からでも積立設定できますし
まずは、相場の乱高下に慣れることが、インデックス投資への第一歩ではないでしょうか。
インデックス投資は非常にシンプルです。
大切なことは、長期で保有し続けられるかどうかです。
従って、「習うより慣れろ」が基本的な考え方となります。