本日は、第43回高円宮賜杯学童野球石巻ブロック大会(通称マック地区予選)
アメリカの社会学者レイ・オルデンバーグは、その著書『ザ・グレート・グッド・プレイス』(The Great Good Place)で、サード・プレイスが、現代社会において重要であること、その場所に対する特別な思いなどを論じています。
本日はそのような視点で、少年野球活動を見つめ直してみました。
試合結果
本日は大事な公式戦初戦。第43回高円宮賜杯学童野球石巻ブロック大会
この大会は、全国的に行われている大会で、地区予選、県大会、全国大会と勝ち上がれば進んでいける。正に「小学生の甲子園」と呼んでも良い憧れの大会。(実際の全国大会開催場所は、神宮球場がメインとなります。)
日本マクドナルド(株)の協賛ということもあり、通称「マック」とも呼ばれています。選手も、指導者も、親も、毎年この時期の思い入れは違いますね。
試合結果は、何とか勝利。
リードを許すも
中盤同点に追いつき
後半逆転と
対戦頂いた矢本クラブジュニアさん
緊迫したナイスゲーム、ありがとう御座いました。
第一の場所:ファーストプレイス
最もプライベートな時間を過ごす場所、「自宅」をファーストプレイスと呼びます。
食事、入浴、就寝など人間として生きていく上で、必要となる場所であり、家族同士でも義務や責任は存在しますね。
第二の場所:セカンドプレイス
子供は学校、大人は職場などをセカンドプレイスと呼びます。
自宅以外で、自分自身が最も長い時間を過ごす場所でもあり、
子供は学校での学習教育などで、大人は経済活動を行うことで、生活の糧を得るために欠かせない場所となります。
学業、仕事は当然ですが、関わる人達への責任と義務が存在します。
第三の場所:サードプレイス
社会学者レイ・オルデンバーグ氏は、義務や必要性に縛られるのではなく、自らの心に従い、進んで向かう場所。
趣味や心安らぐ場所、サードプレイスの定義として8つの条件を挙げています。
- 中立性のある場所
- すべての人に平等な場所
- 会話が重視される場所
- 皆んなが訪れやすい場所
- 常連がいて、新参者にもやさしい場所
- 控えめだが安心感のある場所
- 陽気な雰囲気のある場所
- 第二の家となる場所
学校や職場で抱える困難が複雑に深刻化したり、地域のつながりも希薄になる中で、安心して過ごせる居場所がなく、孤立してしまう人間は少なくありません。
未来へ希望を持ち、これからの社会を生き抜く力を育み、成長できる機会を与えられること
まさに私達は、スポーツ少年団の活動を通して、そういった環境をみんなで作っているのではないでしょうか。
私達は、先入観を持つことなく会話ができますし、新たな学びや刺激を得られます。
どのような人でも平等に交流できるからこそ、経験や知識が広がり、意義のある時間を過ごせるのがサードプレイスという場所のメリットでもあります。
スポーツ少年団の活動の中で、子供も親も指導者も、「心の拠り所」としてもらえれば、野球を通して「素晴らしいチーム」・・・いや「素晴らしい集団」になっていくはずです。
立派な心と丈夫な体を作ろう!
それではまた👋👋