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親父たちが次へ渡すバトンの話

先日、親父の会で飲み会をしました。

2025年で卒団した6年生の父も多く、

久しぶりに顔を合わせる親父たちもいました。

もう同じグラウンドに立つことがなくなるかもしれない。

それでも、集まれば一瞬であの頃に戻れる。

野球って不思議です。

乾杯の直後は、やっぱり野球の話。

「あの大会、あの一球な!」

「心臓止まるかと思ったわ!」

全員が名シーンを持っていて、全員が少し大げさです。

(酒のせいですね🤭)

でも、笑いながら気づきます。

あの頃、必死だったのは子供だけじゃなかった。

グランド整備、審判、送迎

皆んなが、仕事の予定を調整しましたね。

時には、感情が先走ったりして・・・

大声だしたり・・・反省(笑)

本気でこのチームと向き合っていました。

卒団した子供たちは、次のステージへ進みます。

中学リトルシニア、中学軟式、別のスポーツ、あるいは全く違う道。

でも、子供達がグラウンドで積み重ねた時間は、ちゃんと残っています。

それを一番よく知っているのは、

同じ時間を横で見てきた親父たちです。

「今思うとさ、あいつらよく頑張ってたよな」

その一言に、テーブルが少し静かになります。

誇らしさと、少しの寂しさ。

親父たちが一番弱くなる瞬間です。

そして、話題は自然と「今」へ移ります。

現役で頑張っている子供たちの話。

「最近、頑張るようになったな」

「後輩達、結構いい表情してるぞ」

そう、このチームはもう次のページに進んでいます。

卒団した世代がつないでくれたもの。

それは勝敗だけではありません。

礼儀、集団行動、仲間を思う気持ち。

そして、大人が本気で関わる姿。

それを、今の現役世代が受け取っています。

そしていつか、また次の世代へ渡していく。

この夜、改めて思いました。

親父の会の役割は、指示を出すことでも、

怒鳴ることでもありません。

「繋ぐ、バトンを落とさないこと」

良い空気を次へ残すこと。

現役の親父たちへ。

これから大変で、正直しんどい時もあると思います。

でも、その時間は、確実に父親としての成長に繋がっているはずです。

OBの親父たちも、ちゃんと見ています。

少し離れた場所から、でも同じチームとして。

次の練習も、次の試合も、

このチームらしく、声を出して、笑って

「立派な心と丈夫な体を作るために・・・。」

少年野球は、続いていきます。

親父たちの手から、次の親父たちへ。

静かに、でも確かに、バトンは渡されています。