波とうねりを味方にする
株式相場というのは、長期で見た場合、緩やかな右肩上がりのため
多くの人が、米国株や日本株に投資価値を感じていると思います。
株式投資をする上で、私は過去に「長期、分散、積立(ドルコスト平均法)」での運用をお勧めさせて頂きましたが
株式市場には、かならず相場の波が存在します。そしてそれは時に世界情勢を大げさに織り込んで、大きなうねりとなって押し寄せるケースがあります。
ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナショックなどは良い例ですね。
本日は、私が実践している。そのうねりを味方にする投資手法をご紹介させて頂きます。
きっと、大きな失敗は回避できますし、成功への近道になるはずです。
私が実践している20%ルール
例えば、Aとういう商品に10万円投資するとします。
これを20%変動したら売買するというルールを決めておきます。
具体的には
8万円になったら2万円買い増す。
12万円になったら2万円売却します。
常にこの商品が時価総額が10万円前後20%以内になるように機械的にコントロールする手法です。
キャピタルゲイン(資産の価格上昇による利益)、キャピタルロス(資産の価格下落による損)とうまく付き合うためには、感情的にならず、ルールを決め機械的に取引することは、成功への近道と私は思っています。
そして、この手法は、ある程度大きなリスク(ブレ幅)を取り、長期で右肩上がりが期待できる商品を運用することで、絶大な効果を発揮するはずです。
従って20%売買ルールは、2024年度から開始される新NISAでいうと、積立投資枠ではなく成長投資枠の運用に向いていますね。
さらにこの運用は、私のような家族持ちの一般的なサラリーマンにとっては、あくまで料理でいうところの「スパイス」という考え方です。
おおきなリスクが取れない人は、投資割合を低く設定するべきですし、下記のような「コア、サテライト」の考え方は大切ですね。
コア商品・・・長期、分散、積立で安定的に運用する
・時価評価額変動が相対的に小さい商品
・運用コストが低いインデックス商品
サテライト商品・・・高いリターンをめざす商品
・価額変動が相対的に大きい商品
・高い収益性、成長性が見込める商品
投資はやはり長期、分散、積立
大前提は、やはり「長期、分散、積立」であり、投資の基本となります。そしてその基本ができている人は
私のように自分ルールを決め、集中投資をすることで、投資初心者から本当の意味での「個人投資家」になるきっかけなのではないでしょうか。
投資はあくまで自己責任ですが、裏を返すと自分で考え行動することによって、次の大きな一歩が踏み出せるはずです。
20〜30代の頃の私のように、「投資なんてお金持ちのすることだ」と思っている方も、まだ多いと思います。
しかし、現在は100円や1,000円からでも「長期、積立、分散」をコアに、世界の企業に投資可能な時代になりました。
さらに、日本株もSBI証券や楽天証券などでは、単元未満の1株から少額投資も可能です。
私が始めたように、少額でコツコツ初めることは、きっと資産形成の第一歩になります。
皆様にとってのご参考になれば幸いです。
それではまた👋👋
※上記記事は、私個人の見解であり、投資はあくまで自己責任でお願い致します。