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ティーバッティングのミートポイント

本日は坂道ダッシュ後、体育館練習

テーバッティングについて、私なりの教え方をご紹介致します。

ティーバッティングとは

一般的には、斜め前方からトスされたボールを打ち返すバッティング練習メニュー

トスを上げるため「トスバッティング」と間違われる方いらっしゃいますが、今回はティーバッティングについてご紹介します。また、ボールをバッティングティーの上に置いて打つという方法もあります。

横からトスするティーバッティング

ミートポイントが定まっていない、初心者や小学校低学年において、正直私は斜め横からよりも、まずは真横からトスを上げてあげる方が良いフォームが作れると思っています。私が昨年学んだ、過去の記事はこちらから

なので本日トスをあげる選手は、小学校3年生3名と、2年生1名。

約1時間半程度のティーバッティングの練習で、最初は真横からトスをすることで、ミートポイントを体で覚えてもらうようにしたつもりです。これが出来ないと、正直次のステップのタイミングの取り方やバットの軌道を安定させること、コース打ち、高低差、緩急といった応用に進めないため。

まずは3年生については、1人100本はこの練習で振ってもらうよう心がけました。

飽きないように、30本程度打ったら交代させ、回転率をあげることも意識しました。

斜め前方からのトス

次は、一般的な斜め前方からのトスです。横からのトスでミートポイントを認識してもらったら

タイミングを意識させるようにします。斜め前方からはタイミングが合わないと、「つまったり」「およいだり」するため

タイミングの取り方を意識してもらう必要があります。といっても相手は小学生です。極端な例ですと摺り足やノーステップ、一本足などタイミングの取り方は様々ですが、私はシンプルに芯に当てることだけ意識させます。

その中で、自分自身で良いタイミングの取り方を探してもらうようにしています。

後ろからのトス

この方法を使うのは、ドアスイング(バットが遠回りしてしまう)を矯正する時に使用を試みます。

後ろからのトスは、バットを最短距離で出さなければ間に合いませんので、バットが遠回りしている暇がありません。

中々当たらない時は、斜め後ろからでも良いと思います。

打者側斜め前方からのトス

プルヒッターを矯正する時に使用します。打者側の斜め前方からアウトコース。バットがギリギリ届くか届かない位置にトスすることで流し打ちを体で覚えてもらうようにしています。

真正面からのトス

こちらはプルの逆で、流し打ちしか出来ない選手の矯正に使用を試みます。

トスあげる側を向かせ、インコースのミートポイントを前にしてトスして上げ、引っ張らせます。

※普通に真ん中のコースにトスしてしまうと、トス側に打ってしまいますのでお怪我にはくれぐれも、お気をつけ願います。

応用編

ここからは個々人の能力(成長過程)を見極めた上で、練習メニューを追加していきます。

また、個々の技術は年齢だけでなく、野球を始めて何年生かも大きく影響してきますので、その辺も意識して教えるようにしています。

過去の記事はこちらから

応用編①コース打ち

アウトコース、インコース、高め、低めトスする場所を伝え、数を打ってもらいます。また、バットの出し方もコースによって違ってきますので、細かく教えます。これをそつなくこなせるようになれば、次のステップでは、「どのコースに行くか分からないよ」といって色々なコースを混ぜていきます。簡単に書いていますが、大人でも難しい技術だと思っています。頭では分かっていても体に覚えさせるには、かなり時間がかかるものだと思います。

応用編②緩急打ち

トスするスピードを変えてあげることです。これは少年野球では、バッティングが習熟した選手にしか行いません。(まだフォームが整っていない選手にやるのは、逆効果だと思っています。)タイミングが外れても、体が開かず溜めを作ることの大切さや、バットを走らせることを意識させた練習方法になります。こういった練習の積み重ねが、ストレートを待っていても、カーブやチェンジアップが来た時の対応能力を育むようになると、私は思っています。

まとめ

私の思いは、シンプルです。教えている選手の打率が上がってほしい!

選手時代もそうでしたが、指導者になってからも、学ばせて頂いたことは沢山あります。

学ぶことを辞めると選手に教えれることは少なくなっていくはずです。現状維持はマイナス、私も君達と一緒に成長していきたいと願っています。

今シーズンの君達の成長を楽しみにしています。

立派な心と丈夫な体を作ろう!

それではまた👋👋