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インフレ時代の株式投資〜少年野球に例えて考えてみる〜

こんにちはアイキャッチ画像は私の2025年12月21日時点の日本株ポートフォリオです。

今週末、日本銀行が政策金利を0.75%、30年ぶりの高水準に引き上げました。

これが何を意味するのか・・・。

様々な意見がありますが、基本的に金利は物価上昇に比例して上がります。

最近、「物価が上がって生活が苦しくなった」と感じることはありませんか。

スーパーでの買い物、遠征時のガソリン代、野球用品の価格、部費の値上げ等・・・。

子供達の野球を支える家庭ほど、インフレの影響を肌で感じているはずです。

これは偶然ではなく、私たちがインフレ社会に入った証拠でもあります。今回は、そんなインフレ社会において、なぜ株式投資が必要なのかを、少年野球に例えながら考えてみます。

インフレとは「ルールが変わった試合」

インフレとは、簡単に言えば「お金の価値が下がる」ことです。

10,000円で買えていたものが12,000円になるのは、お金の力が弱くなったからです。

少年野球で例えるなら、

「去年までのルールでは勝てていたのに、今年からルールが変わった」

そんな状況に近いかもしれません。

ルールが変わったのに、同じ戦い方を続けていれば、勝てなくなるのは当然です。

現金だけは「ベンチに座ったままの選手」

デフレ社会で生活してきた私達子育て世代は「貯金していれば安心」と考えてきました。

しかし、インフレ社会では、現金を持っているだけで価値が目減りします。

これは少年野球で言えば、

**「試合に出ず、ずっとベンチに座っている選手」**のようなものです。

ケガはしないかもしれませんが、成長もしません。

インフレが進む中では、現金は安全そうに見えて、実は静かに力を失っていきます。

過去の記事はこちらから↓

マインドコントロール デフレからインフレへ

株式投資は「試合に出て経験を積むこと」

一方、株式投資はどうでしょうか。

株式投資とは、企業というチームに出資し、その成長に参加することです。

企業は、原材料費や人件費が上がれば、商品やサービスの価格を上げて対応します。

つまり、インフレに合わせて戦い方を変えられる存在なのです。

少年野球で言えば、

試合に出て、失敗もしながら経験を積み、少しずつ上手くなっていく選手。

それが企業と株式投資のイメージです。

短期の勝ち負けに一喜一憂しない

株式投資と聞くと、「値下がりが怖い」「損をしそう」という声も多いでしょう。

ですが、これは少年野球で1試合の結果だけを見て、「この子は向いていない」と判断するようなものです。

大切なのは、長期で成長を見ること

今日の三振が、来年のヒットにつながることは、少年野球ではよくあります。

株式投資も同じで、短期の上下ではなく、長い目で経済の成長に参加することが重要です。

積立・分散は「基礎練習」

インフレ対策としての投資で大切なのは、一気に勝負することではありません。

毎月コツコツ積み立て、複数の企業や市場に分散する。

日本株で言うと、TOPIXや日経平均に連動したインデックス型の投資信託がその例です。

世界株で言うと、オルカンやS&P500は最適解ですね。

これは少年野球で言えば、毎日の素振りや自重トレーニングのようなものです。

派手さはありませんが、確実に力になります。

まとめ:経済・子供の成長を応援する

私は、経済成長と子供の成長を応援するという観点です。

インフレ社会では、「貯めるだけ」ではお金は守れません。

野球でも、子供の成長スピードが上がれば、

教え方や戦い方を変える必要があります。

同じように、自分の資産(お金)との向き合い方も時代に合わせて変える必要があります。

株式投資は、無理に勝ちに行くためのものではありません。

インフレという試合で、負けないための堅実なアセット(資産)です。

チャンスの場面でもホームランを狙うと空振り三振のリスクがありますので、確実にバントで繋ぎ点数を積み重ねる。

そのような株式投資を行うことは、私が行なっている資産運用の手法です。

子どもたちに「挑戦する大切さ」を教えている私たち大人こそ

長期視点で積立・分散投資をしていかなければなりませんね。

それではまた👋👋